【新しい景色】

皆さんはじめまして。理学療法士の石田です。
理学療法士として十数年、訪問看護としての
リハビリに関わって約10年が経とうとしています。

 

訪問看護あるあるなのですが。
自宅に来てくれてリハビリが受けられると
思わなかったというのをよく耳にします。
その通りです!
皆様の元へ伺いリハビリを行います。

我々リハビリ職、理学療法士・作業療法士は
皆さまの状態に合わせてリハビリを行うだけではなく、
個々の環境、家族状況に応じての介護介助、
福祉用具の選定(杖や手すりなど)、助言なども行います。

お身体の状況などにもよりますが、可能な限り
ご利用者様ご本人、ご家族の方のご希望、思いに
近づけられるように、ご支援させていただきます。

 

さて、昨年行われたサッカー、カタールワールドカップで、
日本代表が掲げたテーマ
『新しい景色』を見にいこう。
残念ながらベスト8という新しい景色はみることは
叶いませんでしたが、強豪国を破って決勝トーナメントに
進むという新しい景色はみられたのではないでしょうか。
この日本代表の結果は、ここ数年の暗い世の中に
とってとても明るい素晴らしいNEWSとなりました。

「勇気を持って前進」すれば、誰でも自ら新しい景色を作れるということ。

私がリハビリを一緒に行った中で今でも
印象に残ってる事例があります。

 

末期の循環器疾患により筋力も体力も落ち込み
日常生活がままならない利用者さまがいました。
リハビリも順調に進んでいき、ある時こうつぶやいた。
『2階に行きたいな』

その後何とか2階に一緒に上がることができ
『どうしてそんなに2階に行きたかったのですか?』と尋ねると。

窓から外を眺めて
『ずっとここからの景色を観たかったんだよな。
ありがとう、最高の気分だよ』と。

どんな小さな思いや目標でも良いのです。
立ちたい歩きたい、トイレに行きたい、台所に立ちたい。
思いや希望は皆さまそれぞれ違います。
思っていても自身で留めて諦めてしまい、ご家族にも伝えていなかった例も経験しました。

 

ケアーズ札幌の理学・作業療法士は様々な病院や施設での
経験豊富な人員で皆さまを全力でフォローさせていただきます。

わたしたちと一緒に『新しい景色』をみませんか?
ケアーズ札幌職員一同お待ちしています。

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